
不登校の中学生に合うオンライン学習ってあるの?
中学生のお子さんが不登校になると「勉強が遅れてハラハラ」「高校には行けるかな?」と不安になりますよね。
オンライン学習がいいかなと思いつつ、本当に勉強できるの?どれが良いの?と心配な方も多いのではないでしょうか。
実際に通信教育やオンライン塾を使ってみると、不登校の子にはこれが一番!というものはなくて、子どもの性格や状況に合わせて選ぶのが大切だとわかりました。
この記事では、オンライン学習の種類や特徴をわかりやすくまとめて
「うちの子にはどれが合うかな?」と考えやすいように紹介しています。
不登校で気になる出席扱い制度の仕組みやどうすれば出席扱いになるのかも紹介します。
特徴と一緒に「どんな子に合うのか」も紹介しているので、「オンライン学習ってなに?」という方でも
「これならうちの子に合いそう!」と思えるものがきっと見つかります。
不登校だった息子もオンライン学習をきっかけに自信を取り戻し、今は部活やバイトをしながら高校生活を楽しんでいます。
お子さんに合った勉強方法が見つかると、勉強や将来への不安もグッと減ります。



焦らずに、一緒に探していきましょう。
- オンライン学習って本当にいいの?
- うちの子に合うオンライン学習はある?
こんな方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ここからはそれぞれの種類をわかりやすく紹介していきます。
通信教育
・特徴:教材やタブレットを使う。無学年式や出席扱い対応もあり。
・向いている子:マイペースに勉強したい子、勉強習慣をつけたい子
➡︎通信教育をもっとくわしく見る
オンライン塾
・特徴:先生とやりとりができる、1対1や少人数が選べる。
・向いている子:仲間や先生がいるとやる気がでる子
➡︎オンライン塾をもっとくわしく見る
オンライン家庭教師
・特徴:先生と1対1の個別指導で質問しやすい
・向いている子:先生と1対1が安心な子、苦手を克服したい子
➡︎オンライン家庭教師をもっとくわしく見る
オンラインフリースクール
・特徴:学習だけでなく居場所にもなる。教科以外の学びもできる。
・向いている子:友達がほしい子、安心できる居場所がほしい子
➡︎オンラインフリースクールをもっとくわしく見る
※この記事には一部PRが含まれます
不登校の勉強にオンライン学習を選んだ理由


オンライン学習には、不登校のお子さんが勉強しやすいポイントがたくさんあります。
「本当にいいの?」「オンライン学習ってどこがいいの?」と思う方に向けて、我が家が不登校中の勉強にオンライン学習を選んだ理由を7つ紹介します。
家で勉強ができる


当時、息子は教室にも別室にも塾にも行けない状態。
人目が気になって外に出られなかったので、まずは家でできる勉強を探しました。
息子は「まったく勉強していないのは不安」という気持ちがあったのですが
実際に家で勉強できるようになると、勉強のストレスや不安がぐっと減ったようでした。
家で勉強ができるメリット
- 授業が受けられなくても勉強ができるので親の不安やストレスが減る
- 家から出られない子でも安心して取り組める
- 体調のアップダウンに合わせて進められるから続けやすい
- 天気や交通状況に左右されず、送迎いらずで親子ともに負担が少ない
- 近くに合う塾がなくても家から全国のサービスが選べる
「学校に行けない=勉強できない」という不安が減り、体調や生活リズムに合わせて安心して学べる



家から出られなくても、無理なく勉強を続けられるよ
好きな時間にできる


不登校になると生活リズムが乱れやすく、決まった時間に行動すること自体が大きな負担になることがあります。
息子も毎週同じ時間に通うスタイルの塾は選びづらく、やる気のある時にスッと始められる通信教育が合っていました。
また、オンライン塾も息子が元気な時間に合わせて授業を設定できたので、とても便利でした。
息子と娘は、昼〜夕方に使うことが多かったです。
好きな時間にできるメリット
- 生活リズムが崩れていても勉強できる
- 体調や気分に合わせて取り組める
- 予定に合わせて変更や振替ができる
- 毎日同じ時間に始めなくても大丈夫
- 体調や家庭の予定に合わせて柔軟に学べる



無理せず続けやすい!
サービスの種類が多くて選びやすい


最初に調べたときは、サービスの種類が多くてびっくりしました。
実際に資料請求や無料体験をしてみると、サービスによって雰囲気も料金もさまざま。
通信教育だけでも教材の雰囲気が全然違います。
ゆっくり比べながら「子どもに合うもの」を選べたのは安心でした。
例えば我が家の場合は…
- 息子はアニメーションの多い教材をPCで。娘はシンプルな教材をタブレットで
- 自分のペースで勉強したいときは、通信教育
- 進学に備えて人との関わりが欲しい時は、少人数制のオンライン塾
- プログラミングに挑戦したいときは5教科以外もあるものに変更
こんな感じで使い分けていました。状況や目的に合わせて選べるのが魅力的でした。



性格・目的・時期に合わせて切り替えやすいから、「合わなければ次」でもOK!
サービスが多いメリット
- 1人で学ぶ、1対1、少人数など人数スタイルを選べる
- 教材・タブレット・先生の授業など学習方法を選べる
- マイペース・友達づくり・受験対策など目的に合わせて選べる
- アニメーションや講師の授業など、子どもに合う雰囲気を選べる
- 子どもの性格や目的に合わせて選べる安心感がある
- 合わなくても別のサービスに切り替えやすい



不登校でも合う方法が見つけやすいね!
相性が良い先生が選べる


先生に教えてもらう時、子どもと先生の相性はとても大切です。オンライン塾や家庭教師なら、先生を選べる仕組みがあるので安心です。
我が家の娘も、先生との相性が合わずに何件も塾を転々とした経験があります。
「先生が嫌だからやめたい」と言われるのは親としても本当に歯がゆいです。
逆に、雰囲気が合う先生だとリラックスして話せたり質問がしやすく、勉強の成果も出やすいと感じました。
息子も体育会系の先生が苦手だったのですが、オンラインでは顔や性格・趣味などを見て体験したい先生を選べるサービスがあり、安心できました。
不登校や発達障害に理解がある先生もいるので、プレッシャーも少なく、親子共に安心できました。
どんな先生か事前にわかっていると体験時の緊張感も減り、リラックスして取り組めます。
先生との相性が悪いと続かない原因にもなるので、良い先生と出会えることはとても大事ですね。
先生を選べるメリット
- 子どもも親も安心できる
- 勉強が続けやすい
- ストレスが減る
- 学習意欲がアップする
- 不登校や発達障害があっても安心
- 相性の良い先生を選べるから、安心して学習できる
- 苦手な先生に当たるリスクが少なく、勉強が続きやすい
相性が悪い時に先生を変更しやすいサービスが安心です。



不登校の子でも、信頼できる先生となら学びに前向きになれる!
発達障害や不登校に理解、サポートがある


オンライン学習の中には、発達障害や不登校に理解があるサービスがたくさんあります。
ADHDやASD、LDなど特性があっても勉強しやすい教材や、理解のある先生がいるのは本当に安心。
我が家も子どもが2人とも発達障害を持っていて、完全不登校だった息子と、時々休む娘という状態でした。
そのため、発達障害や不登校に理解のあるサービスがなんといっても安心でした。
たとえば、映像授業を見るだけでなく、途中で質問が出てきて集中が途切れない教材は、多動のある息子でも取り組みやすく助かりました。
また、先生との勉強も「不登校や苦手なことを否定されたらどうしよう」と不安がありましたが、不登校に理解があるとわかっている先生だと安心感が桁違いでした。
せっかく精神的に安定していても、ちょっとした一言でメンタルが崩れることもあるので、理解があるかどうかはとても大切なポイントです。
発達障害や不登校に理解やサポートがあるメリット
- ADHD・ASD・LDなど発達障害があっても使いやすい
- 多動や集中力の波があっても取り組みやすい
- 無理解な対応で子どもが傷つかない
- 親も子も安心して学べる
- 発達特性や不登校に配慮があるから、安心して利用できる
- 子どもの気持ちを傷つけず、前向きに学習を続けやすい



安心して子どもを任せられる安心感は大事!
不登校でも出席扱いになる


オンライン学習の中には、条件を満たすことで学校の出席として認められるサービスもあります。
家での勉強が出席としてカウントされるのは、子どもにとっても嬉しいこと。
出席扱いにする方法や条件、対応しているサービスについては、後半の「オンライン学習で不登校でも出席扱いになる」でくわしく紹介します。
➡︎出席扱いのくわしい説明部分を見る
我が家でも、出席扱いになる可能性がある教材を見たときに、息子が「これならやってみたい!」と言って入会しました。
家での勉強が出席にカウントされると「自分の頑張りが認められている」と感じられるようで、とても嬉しそうでした。
出席扱いにできるメリット
- 欠席日数が減る
- 頑張りを認められて自信につながる
- 出席日数の条件がある学校の受験も可能になる
- 家での勉強が学校の出席として認められる安心感
- 自信がつき、受験の可能性も広がる



不登校での出席日数での悩みが減る!
勉強だけでなく居場所にもなる


オンライン学習は勉強のためだけでなく、子どもにとって安心できる居場所にもなります。
オンライン塾やオンライン家庭教師、オンラインフリースクールでは、画面越しに先生や仲間とつながれるので、学校以外にも安心できる居場所を作ることができます。
外に出られなくても、近くに合うフリースクールがなくても大丈夫。
信頼できる大人や気の合う友達と出会えることで、自信が回復し、外に出る元気が戻ってくることもあります。
ゲームのネッ友に抵抗がある方も、オンライン学習サービスなら大人のサポートがあるので安心です。
我が家の息子も、最初はオンラインで友達と関わることで自信と元気を取り戻しました。
回復期は「友達が欲しいけれど人とうまく関われない」状態でしたが、オンラインだと人との距離感がちょうどよかったようです。
そのうち、リアルのフリースクールや習い事にも通えるようになり、オンライン以外での関わりも持てるまでに回復しました。
居場所になるメリット
- 居場所があることで精神的に安定しやすい
- 家にいながら友達や先生と関われる
- 孤独感がやわらぐ
- 人との関わりで自信が回復する
- 学校以外に安心できる居場所を作れる
- 人との関わりをきっかけに自信が回復しやすい



不登校の子どもにとって「心のよりどころ」になる
ここまでは、我が家がオンライン学習を選んだ理由と利用するメリットを紹介しました。



うちの子にもできそうかも…
そう思った方のために、ここからはオンライン学習の種類をわかりやすく紹介します。
すぐにオンライン学習の選び方が知りたい!という方はここからどうぞ。
➡︎選び方を見る
オンライン学習の種類





オンライン学習ってどんなものがあるの?
不登校の中学生に合うオンライン学習は、大きく分けて次の4つがあります。
それぞれ特徴や向いている子が違うので、順番にわかりやすく紹介していきます。
4つの特徴をカンタンにまとめた比較表はこちら。
通信教育
・特徴:教材やタブレットを使う。無学年式や出席扱い対応もあり。
・向いている子:マイペースに勉強したい子、勉強習慣をつけたい子
➡︎通信教育をもっとくわしく
オンライン塾
・特徴:先生とやりとりができる、1対1や少人数が選べる。
・向いている子:仲間や先生がいるとやる気がでる子
➡︎オンライン塾をもっとくわしく
オンライン家庭教師
・特徴:先生と1対1の個別指導で質問しやすい
・向いている子:先生と1対1が安心な子、苦手を克服したい子
➡︎オンライン家庭教師をもっとくわしく
オンラインフリースクール
・特徴:学習だけでなく居場所にもなる。教科以外の学びもできる。
・向いている子:友達がほしい子、安心できる居場所がほしい子
➡︎オンラインフリースクールをもっとくわしく
通信教育


まずは通信教育について紹介します。
特徴・勉強方法 | タブレットやパソコンを使って1人で勉強 |
---|---|
メリット | 自分のペースで集中できる(短時間から始めやすい) 価格が安い 9教科に対応している教材もある 出席扱いにできる教材もある 毎日使える |
デメリット | 先生や友達とのやりとりが少ない |
月額料金 | 2,000円〜13,000円程度 |
出席扱い | 対応している教材あり |
親の負担感 | 必要に応じて声かけ・見守りあり |
通信教育は、タブレットやパソコンを使って自宅で勉強する方法です。
AIがレベルに合った問題を自動で出してくれるものもあり、学年に関係なく学習できる教材や、出席扱いに対応しているものもあります。
毎日、自分のペースで使えるので、勉強習慣を取り戻したい子にぴったり。
また他のオンライン学習よりも価格が安いので、家計にも優しいです。
有名なものには、スマイルゼミ、スタディサプリ、進研ゼミなどがあります。



我が家が最初に使ったのは通信教育です。
急に「毎日1時間!」なんて無理だったので、まずは短時間から始められる通信教育にしました。
1日10分からスタートでき、無理なく家での勉強に慣れていけました。
スタッフのサポートがある教材では、声かけのアドバイスももらえましたよ。
わからないところから始められるし、教材がレベルに合わせて進めてくれるので遅れていても安心。
そして何より、ノー勉状態から脱出できたことで「勉強してない罪悪感」が減り、息子の自信が少し回復したのが嬉しかったです。
これが外に出るきっかけにもなった気がします。
通信教育は無料体験できるものが多く、月額も安いので気軽にお試しできます。
息子も「この前のよりこっちの方がいいな」と比べながら、自分に合うものを探せました。
向いている子
- マイペースに勉強したい子
- 毎日好きな時間に勉強したい子
- 少しずつ勉強習慣をつけたい子
ここでは通信教育の特徴を簡単に紹介しました。
もっと詳しいメリットやおすすめ教材を知りたい方は、「不登校の中学生におすすめの通信教育5選」の記事もどうぞ。
オンライン塾


次はオンライン塾について紹介します。
特徴・勉強方法 | リアルタイムで先生とやりとりしながら勉強。 少人数授業(1対2〜5人)が中心。コースによっては1対1も選べる。 |
---|---|
メリット | 仲間と一緒に勉強できる その場で質問ができる 授業の雰囲気で集中しやすい 仲間や先生の存在でモチベーションを保ちやすい 先生の変更ができる |
デメリット | 通信教育より料金が高め |
月額料金 | 5,000円〜20,000円程度 |
出席扱い | 対応している塾あり |
親の負担感 | 慣れれば子ども1人で利用できる |
オンライン塾は、画面越しに先生や仲間と学ぶスタイルです。
月4回〜8回程度で利用する家庭が多く、宿題を出してもらったり、その場で質問できるのが大きなメリット。
先生がカリキュラムに沿って授業を進めてくれる安心感もあります。
不登校だと勉強のモチベーションが続きにくいこともありますが、先生や仲間の存在があると「一人じゃない」と思えて勉強を続けやすくなります。



息子は中3の時に少人数制のオンライン塾を使いました!
先生1人に中学生3人というスタイルで、緊張感が少なく安心して参加できていました。
少しだけ子ども同士で話す時間があったのも不登校の息子にとっていい経験でした。
先生から宿題や声かけをもらえたことで「勉強頑張ろう」という気持ちが持続。
褒められたり励まされる経験がやる気につながりました。
画面越しでも先生が見てくれている安心感があり、集中力も長く続きました。
1対1のオンライン塾と1対1のオンライン家庭教師は、内容がほぼ同じです。
ただし塾は 少人数で仲間と学べるコース があったり、 宿題やカリキュラムが決まっていて勉強習慣を作りやすい ので安心です。
先生が間に入ってくれるので、最初は緊張していても少しずつ人と関われるようになり安心感がありました。
同じく不登校の子が多いので、友達とも気が合いやすいようでした。
向いている子
- 仲間や先生がいるとやる気が出る子
- 授業の雰囲気で集中したい子
- その場で質問しながら学びたい子
- 宿題がほしい子
オンライン塾は先生や仲間の存在があるので、一人で勉強するのが難しいお子さんに特におすすめです。
サービスごとに内容や雰囲気が違うので、選ぶときは無料体験で詳細を確認するのが安心です。
オンライン家庭教師


特徴・勉強方法 | 画面越しに先生と1対1で勉強。 勉強内容をカスタマイズできる 相性の合う先生に力を入れている |
---|---|
メリット | 完全マンツーマンで質問しやすい 子どものペースに合わせてもらえる 勉強内容を柔軟にカスタマイズ 相性の合う先生を選べる(動画や無料体験で確認できる) |
デメリット | 通信教育よりも高い |
月額料金 | 8,000円〜20,000円程度 |
出席扱い | なし |
親の負担感 | 最初はサポートが必要だが、慣れれば子ども1人で利用できる |
オンライン家庭教師は、画面越しに先生と1対1で勉強する方法です。
完全マンツーマンなので、子どもの理解度やペースに合わせて進めてもらえるのが特徴。
「先生に質問するのが苦手」という子も、1対1なら安心して質問できます。
最初から先生を選べるサービスも多く、性格や趣味を見て相性の合う先生を見つけやすいです。



我が家では娘が1対1スタイルを利用していました
娘は休みがちで学校の勉強についていけていなかったので、個別指導と安心感を求めて1対1にしました。
個別指導は他の子がいると緊張しやすい娘にぴったりでした!
苦手な教科もわからないところからしっかり教えてくれ、質問のしやすい雰囲気で見ていて安心できました。
相性の良い先生だと勉強のやる気もアップするようで、楽しみながら受験勉強ができていました。
オンライン塾の1対1とほぼ同じ形式ですが、家庭教師は完全マンツーマン専門で、先生選びに力を入れているのが特徴です。
向いている子
- 先生と1対1が安心な子
- たくさん質問したい子
- 苦手を集中的に克服したい子
- 自分に合う先生がいるか不安な子
オンライン家庭教師は、子どもの状況や性格に合わせて柔軟にサポートしてくれるのが魅力です。
サービスによって雰囲気や先生のタイプも大きく違うので、選ぶときは無料体験で確かめるのがおすすめです。
オンラインフリースクール


特徴・勉強方法 | 勉強だけじゃなく「居場所」にもなる 先生や仲間とつながりながら活動できる 授業以外に交流や趣味活動(プログラミング・イラストなど)がある |
---|---|
メリット | 毎日利用できるサービスも多い 学校以外の居場所ができる 仲間と交流でき、友達を作れる 不登校や発達障害に理解のある先生が多い 親も相談できるサービスがある 趣味や特技を伸ばせるプログラムもある |
デメリット | サービスが手厚い分、費用が高め |
月額料金 | 10,000円〜50,000円程度 |
出席扱い | 対応しているサービスあり |
親の負担感 | サービスが多く複雑な場合はサポートが必要 利用できる回数が多いと料金が負担になることもある |
オンラインフリースクールは、勉強だけでなく 「安心できる居場所」 にもなります。
不登校の子にとって居場所があることは、安心感につながり、孤独感もやわらぎます。
先生や仲間とつながれることで「ひとりじゃない」と思えるのも大きな魅力。
5教科の勉強に加えて、雑談や趣味活動も楽しめるサービスもあります。
オンラインなので友達との距離感もちょうどよく、人間関係で疲れやすい子にも安心です。



息子もフリースクールを利用していました
オンラインではないですが、息子もフリースクールを利用していました。
先生が間に入ってくれるので、最初は緊張していても少しずつ人と関われるようになり安心感がありました。
同じく不登校の子が多いので、友達とも気が合いやすいようでした。
不登校で友達に会えない時期でも、フリースクールで新しい友達ができて嬉しそうでした。
友達と関わりたい子には本当におすすめです。
通信教育や塾、オンライン家庭教師と違い、 「人との交流を重視したい子」 におすすめ。
勉強が最優先というよりも「安心できる場所から学び直したい」という子に向いています。
オンラインフリースクールは「勉強+居場所」を両立できるのが大きな魅力です。
サービスごとに内容や雰囲気が違うので、気になる方は紹介記事も参考にしてください。
向いている子
- 学校以外の居場所がほしい子
- 仲間や友達と関わりたい子
- 気の合う友達がほしい子
ここまで、通信教育・オンライン塾・オンライン家庭教師・オンラインフリースクールの4つの特徴を紹介しました。
- 通信教育 ➡︎ 自分のペースで安く続けやすい
- オンライン塾 ➡︎ 先生や仲間とつながれてモチベ維持がしやすい
- オンライン家庭教師 ➡︎ 完全1対1で安心して質問できる
- オンラインフリースクール ➡︎ 勉強だけでなく居場所にもなる
ここまでオンライン学習の種類について紹介しました。
オンライン学習には、いろいろな種類があります。
我が家も息子が1人でマイペースにできる通信教育でノー勉から脱出しました。
進学の時期が近づいてからは、少人数制のオンライン塾で、先生や仲間と関わりを増やしました。
娘は、先生とのマンツーマン個別指導で学習で遅れた勉強を補ったり、受験対策をしました。
いろいろ利用した感想としては、どのサービスにもメリット、デメリットがあり、「不登校の勉強には絶対これ!!」というものはなく、子どもの性格や状況に合わせて選ぶのが一番大切だなと思いました。
どれがいいかわからない時には、料金が安く家計に優しい通信教育 や 人との関わりが増やせるオンライン塾・オンライン家庭教師の無料体験で合うか試してみるのが1番です。



無料で体験ができるサービスも多いので、お子さんに合うかどうか気軽にためしてみてね。
「通信教育いいかも」「オンライン塾かオンライン家庭教師いいかも」と思った方は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
お子さんの性格や状況に合う方法を見つけられると、勉強の不安がぐっと減って気持ちも前向きになりますよ。
オンライン授業とオンライン学習の違い





オンライン授業とオンライン学習って同じ?



オンライン授業とオンライン学習は名前が似ていますが、内容が違います。
「オンライン授業」は学校の授業をそのままリアルタイムで配信したものです。そのため、学校の時間割に合わせて授業が進みます。
学校の授業をそのまま配信/時間割どおり
「オンライン学習サービス」は通信教育やオンライン塾など、学校以外が提供する勉強方法です。
学校の時間割に関係なく、自分のペースで進められるのが大きな違いです。
学校以外の学習(通信教育・塾・家庭教師等)/自分のペースで学べる
オンライン授業とオンライン学習の違い
項目 | オンライン授業 | オンライン学習 |
---|---|---|
運営 | 学校 | 通信教育・塾・家庭教師など |
勉強内容 | 学校の授業をそのまま配信 | 教材やスタイルが多様 |
時間 | 学校の時間割どおり | 好きな時間にできる(ライブ型もあり) |
メリット | クラス授業を受けられる/無料 | 子どもに合わせやすい/選択肢が豊富 |
デメリット | 見づらいこともある | 費用がかかる |
不登校の中学生に合うオンライン学習の選び方





「どうやって選べばいいの?」
オンライン学習と言っても、通信教育・オンライン塾・家庭教師・フリースクールなど種類が多く「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いです。
不登校の中学生に合うオンライン学習を選ぶ時に、特に気になる5つの基準をまとめました。
迷った時には、オンライン学習を選ぶ時の参考にしてみてください。
料金の安さで選ぶ


「できるだけ費用をおさえたい」「家計の負担は最小限にしたい」
そんな時には、通信教育が安心です。
月額2,000円〜1万円程度で利用でき、家計の負担が少ないのが特徴です。
まずは短時間でも学習習慣を取り戻したい、マイペースに1人で勉強できるものがいいという時には特におすすめです。
無料で資料請求や1ヶ月体験ができるものも多いので安心です。
友達作りを重視するなら


「安心できる居場所がほしい」「気の合う友達がほしい」
そんな時には、オンラインフリースクールがぴったり。
同じく不登校の友達と交流できることで孤立感がやわらぎます。
親のサポートも手厚く、不登校に理解があるので子どもが信頼できる大人に出会うチャンスでもありますね。
個別指導で選ぶ


「質問しながら勉強したい」「先生と1対1が安心できる」
そんな時には、オンライン家庭教師やオンライン塾のマンツーマン指導がおすすめです。
特にオンライン家庭教師なら、相性の合う先生が見つけやすいです。
出席扱いを重視するなら


「出席扱いのできる教材がいい」「高校受験の選択肢を減らしたくない」
そんな時には、出席扱いに対応しているサービスを選ぶのが大切です。
代表的なサービスは、通信教育なら『すらら』『サブスタ』、オンライン塾なら『ティントル』、オンラインフリースクールなら『SOZOWスクール』です。
特に『すらら』は出席扱いの実績が1,700件以上と多く、安心感があります。
すらら、サブスタについては「おすすめ通信教育5選」の記事で紹介しています。
学習スタイルや親の負担感で選ぶ


「先生や親のサポートが必要か」「子どもが1人で勉強できるか」もオンライン学習を選ぶ時に気になるポイントですよね。
通信教育だと勉強習慣がつくまでは、親の声かけや見守りが必要なことも多いです。
逆に、一人でコツコツできる子なら問題ありません。
オンライン塾・オンライン家庭教師なら、PCの扱いに慣れれば親の負担は時にありません。
実際に我が家でもすぐ慣れたので、PCが不安な場合も心配しすぎなくて大丈夫ですよ。
通信教育の選び方
- 費用をおさえたい → 通信教育
- 友達や居場所がほしい → オンラインフリースクール
- 1対1で安心して勉強したい → オンライン家庭教師や塾の個別指導
- 出席扱いを重視したい → すらら・サブスタ・ティントル・SOZOWスクール
- 親のサポート負担を減らしたい → オンライン塾やオンライン家庭教師
お子さんの性格や家庭の状況によって「合うサービス」は変わります。
「これならできそうかも」と思える方法を選んでみてくださいね。
気になるサービスがあれば、まずは 無料体験や資料請求 をしてみるのがおすすめです。
次は、不登校の中学生がいると気になる「出席扱い」について紹介します。
オンライン学習で不登校でも出席扱いになる





不登校でも出席扱いになるってどういうこと?
実は、文部科学省の「出席扱い制度」 を利用すれば、家でのオンライン学習が学校の出席として認められる場合があります。
この制度を使うと、不登校でも欠席日数にカウントされず、受験の幅が広がります。
ただし、条件や注意点もあるので「知らなかった!」とならないように事前に確認しておくと安心です。
我が家でも、息子が「出席扱い対応」と書かれている教材を利用しました。
結局、我が家の場合は出席扱いにはなりませんでしたが、「家での頑張りが学校に認められるかもしれない」ということが、勉強を始める大きなきっかけになりました。
出席扱いになると、受験できる学校が増えたり、お子さんのやる気や自信につながるなどのメリットがあります。
ここではポイント、流れ、始め方をわかりやすく紹介します。
参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」
文部科学省の出席扱い認定を受けられる7つのポイント


文部科学省の「出席扱い」には、認められるための7つのポイントがあります。
「条件」と聞くとハードルが高く感じますが、ポイントを知っておくと安心です。
出席扱いの7つのポイントはこちらです。
- 保護者と学校が連携・協力していること
- 定期的な連絡や面談が必要です。
- ICTや郵便、FAXなどで提供される学習であること
- 学習指導要領に沿ったオンライン教材を使う必要があります。通信教育やオンライン塾などは対応しているものが多いので安心です。
- 訪問などで対面指導が行われること
- 家庭訪問や放課後登校などで先生に会う必要があります。回数は学校によって週1回〜年数回など差があります。
- 子どもの理解度に合わせた計画的なプログラムであること
- 通信教育やオンライン塾は、理解度に合わせたプログラムで学習できるものが多いです。
- 校長先生が学習の様子を把握していること
- 学習履歴などを提出し、学習状況を校長先生に共有する必要があります。オンライン学習は履歴が残るので出しやすいです。
- 学校外の公的機関や民間施設でも相談・指導を受けられない場合であること
- 適応指導教室やフリースクールに通えない状況が該当します。
- 学習内容が学校の教育課程に沿っていること
- オンライン学習だけで補えない部分については、学校と話し合って決める必要があります。



最終的には校長先生の判断で決まるので、学校との連携が大切だよ
制度の背景はこちら:文部科学省「法令(不登校関連)について」
出席扱いの流れ


ここからは、文部科学省のガイドラインをもとに、出席扱いにするまでの流れを簡単に紹介します。
校長先生に相談する
校長先生と直接話す機会を作ります。
担任の先生にも同席してもらうと共有がスムーズです。
文部科学省の決まりでは「学校への再登校を目的とすること」が条件になっているので「再登校に向けて学習を続けたい」という気持ちをしっかり伝えることが大切です。
学校からの許可をもらう
相談の結果、学校からOKが出ればルール作りに進めます。
前例がない学校も多いので、学校からの返事は後日になることもあります。
学校とルールを決める
- 1日どのくらい勉強するか
- 学習履歴の共有方法(月の回数や形式)
- 対面指導や5教科以外の学習について
などを学校と話し合って決めます。
出席扱いを受ける
決まったルールに従って学習し、学校に共有することで出席として認めてもらえます。
参考:文部科学省「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」
私も資料を担任の先生に渡して出席扱いについて相談しましたが、結局返事がなく、前に進めませんでした。
今思えば、校長先生に直接相談する機会を作ればよかった と後悔しています。
私のように失敗しないためにも、校長先生との直接の話し合いはとても大事です。
出席扱い認定1,700件以上と実績が多い通信教育「すらら」は、学校への説明資料やルール決めのサポートもしてくれます。自治体で実際に認められたケースもあり、安心して相談できます。
すららについては 不登校の中学生におすすめの通信教育5選!で詳しく紹介しています。
出席扱いにする方法





どうせなら出席扱いにしたい!まずは何から始めたらいいの?
出席扱いを目指すなら、まずは文部科学省の出席認定制度のポイントを満たしているサービスを利用するのが大切です。
特に安心なのは、ホームページに 「出席扱い制度に対応している」 と明記されている教材や、実際に出席扱いの実績があるサービスです。
すらら、サブスタ、ティントルは、実際に出席扱い対応の実績があります。
我が家でも「出席扱いになるかもしれない教材がある」と知った時、息子が「これならやってみたい!」と前向きになりました。
実際には出席扱いにはなりませんでしたが、「頑張りを学校に認めてもらえるかもしれない」という期待が、勉強を始める大きなきっかけになりました。
もちろん、教材を選ぶだけではなく、学校(特に校長先生)との話し合いも必要です。
教材+学校との連携、この2つがそろって初めて出席扱いにつながります。
- 文部科学省の出席扱い制度で、自宅学習が出席として認められることがある
- 出席扱いにするには、7つのポイントを満たす必要がある
- 最終決定は校長先生の判断
- 出席になる可能性があると、子どものやる気や自信につながる
高校の選択肢が広がる「出席扱い」を目指すなら、出席扱いに対応している教材 を利用すると安心です。
不登校でもオンライン学習で勉強を再開できた!


「ずっと勉強してないけど、このままでいいのかな…」
「ゲームばっかりしてるけど大丈夫かな?」
「焦らせちゃいけないのはわかってるけど、やっぱり将来が心配…!」
不登校になると、こんな不安や葛藤を抱える方は多いのではないでしょうか。



私自身も同じように悩んでいました。
我が家は、オンライン学習を取り入れたことで少しずつ子どもたちが変わっていきました。
息子も娘もオンライン学習を使って、自分に合う方法で自分のペースで勉強を進めました。
ここでは、不登校中の勉強にオンライン学習を使った我が家の体験と感想を紹介します。
中学が不登校だった息子の変化


息子が不登校になってからは塾もやめてしまい、家でゲームばかりしていました。
私も「このまま卒業まで勉強しない感じ?」「このままでいいの?将来は大丈夫?」「でも無理に勉強させるのも無理だしな…」と思っていました。
そんなある日、息子が「そろそろ勉強したい」と言い出して
「そんな日が本当に来るんだ…!」と嬉しい驚きでした。
それからすぐに、家でできるオンライン学習を調べ始めました。
通信教育やオンライン塾など種類が多く迷いましたが、まずは安くて1人でできる通信教育から探してみよう!と思い、何件か資料請求。
息子と相談して、気になったものを無料で体験してから入会しました。
出席扱い対応の教材だったことも息子のやる気につながりました。
最初は勉強習慣づけに苦労しましたが、担当の先生に「1日10分で大丈夫」と言われたことで、無理なく続けられるように。
気持ちも少しずつ前向きになり、こんな変化がありました。
- 外に出られるようになり、フリースクールの見学にも行けた
- 定期テストを別室で受けられるようになった
- 長期休みの宿題を提出できた
- 成績がつく教科が増えた
中3になると「先生の授業に慣れたい」ということで、少人数制のオンライン塾に切り替え。
週2回のレッスンと宿題で勉強を進め、仲間や先生との関わりも増えました。オンライン塾では、学校に行かなくても「時間を守る・質問する・友達と関わる」といった経験ができ、息子の自信につながりました。
人と話すことに慣れておけたので、通信制高校の面接も無事に乗り切ることができました。
1対1の個別指導が合っていた娘


娘は不登校ではありませんでしたが、欠席は多めでした。
休んだ分を補うために通信教育を使って、登校とのバランスをとっていました。
受験直前は、オンライン塾のマンツーマン指導を利用しました。
少人数や集団だと緊張してしまう娘に1対1の指導はぴったり。
相性が合わない先生の時は、すぐに交代できたので「やめたい」となる前に対応できて安心でした。
わからないところはその場で教えてもらえたため、受験前の不安も減り、自信を持って受験に臨めました。
オンライン学習を使ってみた私の感想


我が家は、通信教育も兄妹それぞれ違う教材。
オンライン塾も息子は少人数制、娘は個別指導と別々のサービスを選びました。
どちらも「やりたい」と思えるものを体験して比べて決めたので、自分に合うものを見つけて続けられたと思います。
不登校や発達障害に理解がある先生に出会いやすく、できた時には褒めてくれたり、声かけでやる気をアップさせてくれるので、親の負担も少なく助かりました。
息子も娘も希望の高校に進学でき、今では楽しく高校生活を送っています。
「勉強できてる!」という実感は、2人にとって大きな自信になりました。
ノー勉、人間不信、不登校の息子でも、オンライン学習なら無理なく勉強を再開できました。
オンライン学習は、不登校中でも安心して始められます。
まずは気軽に無料体験で合うかどうかを試してみてくださいね。
- 息子は通信教育でノー勉から脱出し、少しずつ外にも出られるようになった
- 中3からはオンライン塾で「時間を守る・質問する」経験を積み、自信を取り戻せた
- 娘は通信教育+1対1の個別指導で勉強の遅れを補い、受験前の不安を減らせた
- 兄妹それぞれ違う方法を選んだけれど、 「合う方法を選べば不登校中でも勉強は再開できる」 と実感した
不登校の中学生にオンライン学習はおすすめ!


オンライン学習は、不登校の中学生でも安心して勉強ができます。
通信教育・オンライン塾・家庭教師・フリースクールなど、種類も多いので、お子さんの性格やメリットに合わせて選択できるのもメリットです。
息子も「これならやれそう」と思えたことが勉強再開のきっかけになり、「勉強できてる!」という実感が自信や、やる気を取り戻す大きなきっかけになりました。
娘も自分に合ったスタイルを選んだことで、休みがちでも安心して受験勉強に取り組めました。
不登校の中学生にとって「勉強ができる」という安心感は、将来への不安を減らし、前向きに過ごす勇気になります。
私自身も不安でいっぱいだった時期がありましたが、オンライン学習を取り入れたことで息子は笑顔を取り戻せました。
「不登校=勉強できない」ではありません。



子どもに合う方法なら「勉強したい」と思ったタイミングで勉強を再開できます。
気になるサービスがあれば、まずは資料請求や無料体験を“ちょっと試してみる”だけで十分。合わなければ次を選べば大丈夫です。
気軽にお試しして比べてみてくださいね。
オンライン学習4つの特徴
通信教育
教材やタブレットで1人で勉強。無学年式や出席扱い対応もあり。
オンライン塾
先生とやりとりしながら、少人数や1対1の授業を受けられる。
オンライン家庭教師
完全1対1の個別指導で質問しやすく、苦手克服に強い。
オンラインフリースクール
勉強だけでなく「居場所」にもなる。友達作りや交流もできる。
不登校の時期は、親子ともに将来が不安でいっぱいになってしまいます。
でも不登校でも勉強方法はいろいろあります。
お子さんに合う方法が見つかれば「できた!」が自信につながり、少しずつ前に進めます。
不登校でも将来の可能性は無限大です。



ドーンと構えて見守っていきたいですね。
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